【部屋の画像付きで紹介】6畳の部屋にシングルベッド2台置ける?

みなさんこんにちは。

今回は6畳の部屋にシングルベッドを2台置いたらどんな感じになる?という疑問を解決するために、実際に筆者が写真付きで部屋の様子をご紹介させていただきます。

先に寝室の写真を載せておきます。部屋の入り口からの視点です。

部屋の大部分をベッドが占めます。結論から言うと二台置くことは可能ですが外への出入り口や収納スペースへのアクセスが悪くなる恐れがあります。

6畳の部屋にシングルベッド2台を置くことは可能です。

可能ですが、限られた部屋のスペースをベッドが占領してしまうことで生じる不便さが何点かあります

こちらの記事では

  • 6畳間にベッド2台を置いた部屋の使用感
  • 我慢すべきことや受け入れるべき難点

といった私の個人的な感想をお伝えしたいと思います。

こちらの記事はこんな方におすすめ!
  • 6畳の部屋にシングルベッド2台を置けるかどうか知りたい方
  • 6畳の部屋にキングサイズのベッドを検討している方
  • 6畳の部屋にベッドを2台置いた際のデメリットが知りたい方

こんな経験はありませんか?

目次

Q.6畳の部屋にシングルベッド2台は置ける?

6畳の部屋と言えば、一般的な部屋の広さだと思います。

賃貸だと、一番広い部屋が6畳ということも多いのではないのでしょうか?

もっと広い部屋があればベッドの設置で悩むこともありませんが、6畳の部屋を寝室として使用する場合ベッドが部屋を占領しないか、スペースの面では少し不安を感じてしまいますよね。

こちらでは実際に6畳の部屋にシングルベッド2台を置いて過ごしている私がそんな疑問にお答えしていきます。

A.可能です

結論から言うと、6畳の部屋でもシングルベッド2台を置くことは可能です。

面積でみると、6畳間はだいたい9㎡ですが、これに対してシングルベッド二台の面積は4.3㎡前後です。

理論上は部屋の半分のスペースでベッド2台が収まることになります。

実際にはベッドの高さや毛布のはみだしなどがあるので、視覚的には6割前後のスペースを取っているような気がします。

【我が家の場合】部屋に2台のベッドを置くことによる3つのデメリット

これから紹介するデメリット3つは私の個人的な感想になります。ベッドを置く部屋の形やベッドの種類、配置の仕方によってはこれらのデメリットは気にならない可能性もありますので、あくまでも個人の意見としてご参考になさってください。

【デメリット①】収納スペースである押入れを塞いでいる

ベッドの足元側に押入れがあります。下段への出し入れは狭いスペースで行う必要があり不便です。

我が家のベッド2台は押入れの襖を塞いでしまう配置となっております。

頭側にしかコンセントがなく、ベッド周りの快適な電源確保を優先するとこうなりました。

写真左手側にスペースがあるのですが、ベッドをこちらに寄せると押入れは使いやすくなりますが部屋に入ってすぐベッドという圧迫感となり悩みながらもこの配置となりました。

幅40㎝の通路です。冬場は毛布が飛び出すのでもっと狭くなります。

別の角度からの写真です。足元側の通路の狭さがご覧いただけます。

押入れへのアクセスは約40㎝のこの通路です。奥のベッドで寝るために通るのもここです。

押入れの上段は立ちながらの作業となるので出し入れはスムーズに行えます。

押入れの上段の写真です。

物の出し入れや引き出しの中身の出し入れは比較的ストレスなく行えます。

押入れの下段です。出し入れが不便なので頻繁には使わないものを置いておく場所になっています。

押入れの下段は40㎝という限られたスペースでしゃがんで作業する必要があるので、使い勝手が悪くなっています。

出し入れすること自体がストレスで、段ボールも向きによってはつかえて通り抜けられないので回転させて引きずり出します。

せっかくの収納スペースですが使い勝手が悪いのであまり中に置きたくなりません

しまったものを出す時の大変さや、中での整理のしにくさは恐らく想像していただけると思います。

このように、6畳の部屋にベッド2台を置く場合収納スペースを圧迫してしまう可能性があります。

私の場合は、ここの収納スペースのことは諦めて、使用頻度の低いものをしまっています。

非常時用の水やすぐには使わない日用品、アルバムなどを使いにくい下段に。

逆に上段は起きてすぐに着替えられるよう夫のインナーなどを引き出しにしまっています。

家全体の収納スペースが限られている場合には、寝室の収納スペースをフル活用したいと思いますのでベッドの配置を工夫する必要があります。

【デメリット②】ベランダへ出られなくなる

部屋によっては窓がありますよね。

そういった部屋の場合はベッドをどのように設置しても、窓への導線が悪くなるのではないかと思います。

部屋の入り口から見た寝室の写真です。なんと奥の障子の外はベランダなのです。

我が家の寝室の場合も部屋の奥に掃き出し窓があり、本来はここからベランダへ出れるようになっています。

ですが部屋の入り口の左に位置する押入れへのスペースを確保することを優先するため、窓側に寄せる形でベッドを配置しているのでこの窓は飾りも同然です。

障子をあけて窓を開けることで、ようやくベランダへ出られます

この狭い隙間から出入りしないといけないので、洗濯カゴを抱えたまま出入りするのは現実的ではないと、ベランダでの洗濯物干しは諦めました。

この寝室の場合、ベランダへの出入り口確保を最優先してベッドを配置するとなると収納スペース側に寄せることになるのでどちらかを取るなら、ということでベランダへの出入りを捨てました。

窓だとカーテンや換気の都合で何度か開け閉めすることがあると思うので、6畳の部屋にシングルベッド2台というのは、快適な導線の確保とベッドの配置を考えた時にスペースが限られる為不便が出る可能性が高いのではないかと思います。

【デメリット③】細部の掃除やベッドメイキングがしにくい

私の一番好きな家事は掃除なのですが、この寝室は掃除がしにくくて少し不満を感じています。

再び部屋の入り口から見た写真です。

床の掃除機掛けはルンバが担ってくれていますが、ベッドの頭側のスペースはルンバが入れないためここに埃や髪の毛などが溜まってしまうのです。

掃除機の細いノズルで吸い取るようにしていますが、10㎝程度の隙間しかないので真ん中あたりはどちらからも届きにくいのです。

奥側のベッドと壁との隙間は30cmほどです。人が通るには狭いぎりぎりの幅

寝室は布製品が多く埃が出やすいので、特に私は壁際や部屋の隅の掃除のしにくさが気になります

奥側のベッドと壁との隙間は30㎝です。もっと幅を取りたかったのですが、押入れの襖を完全に塞がないようにするとこの幅しか取れませんでした。

この幅で行うベッドメイキングも快適とはいいがたくメンテナンスのしにくさも感じています。

ですがルンバが日々埃を吸ってくれるので、その他気になる部分は出来る時にやればいいかとあまり考えないようにして完璧を求めるのをやめました。

配置によっては掃除しにくい部分が出るかもしれませんので、そこをどう対応するかも考えておくとよいと思います。

有効な床スペースはどのくらい?

6畳の部屋にベッド2台ともなると部屋のスペースがほぼ埋まってしまうのではないか、他にも家具や家電は置けるのかどうか、気になりますよね。

次は実際に設置した場合の図をご紹介していきたいと思います。

我が家の場合のレイアウト図

我が家の寝室の様子を簡単な図にしてみました。

縦2.7m、横3.6mの長方形で、平均的な6畳間です。

我が家のベッドサイズは縦約210cm、横約100cmです。

タブレットで頑張って書いてみました。下手ですみません…
ペイントでも書いてみました。こちらの方が見やすいかも?

部屋の北側にベランダにつながる掃き出し窓が、南側には押し入れの収納スペースがあります。

上の画像の上部の丸い部分がコンセントの位置を表しています。

  • 部屋に入ってすぐにベッドというのを避けたい
  • 押入れを活用する為スペースをあけたい
  • ベッドメイキングを考慮して壁にはつけたくない
  • 頭側にコンセントがくるようにして携帯の充電ができるようにしたい

という我々の希望をくんで配置するとこのようになりました。

縦スペースはベッドがほぼ占領しているので、通れるのは南側の40cmほどの部分です。

ヘッド側の埃を掃除するために10cm程隙間を空けて設置しているので、通路側は押し入れに大きな物を出し入れするには不便な狭いスペースしか取れませんでした

部屋の東側が唯一ちょっとしたスペースのある場所です。

ヨガマットを敷いて軽い運動をしたり、空気清浄機を置くくらいのスペースにはなっています。

他の家具を置くのは厳しい

部屋の奥からの眺めです

移動するための最低限の幅や着替えなどをするちょっとしたスペースはありますが、家具を置けるほどのスペースはなさそうです。

テーブルやソファは置けません。

6畳にシングルベッド2台は狭い?

狭いと思います。

写真を見ていただいておわかりかと思いますが、残念ながら、広くはありません。

ベッド以外に自由なスペースが少ないので狭い

シングルベッドを2台置いてしまうと、他には家具などを新たに置く余裕は取れません。

移動するだけで精一杯、といった部屋になってしまいます。

衣類などを一緒に置いておけたら着替えなど楽でしたが、スペースが足りないので我が家では諦めました。

狭いけれど寝室として割り切るなら問題ない

ここまでデメリットを強調した記事となってしまいましたが実際の使い心地としては私は満足しています

我が家では寝室は寝るだけの場所となっています。

各自の私物や服などは寝室にはおいていませんし、寝室で何か作業をしたりという使い方もしません(できませんと言った方が正しいかも)。

朝起きたら着替えのために部屋を出て、一日が終わり寝る頃にまた寝室へ戻るだけなのでベッド以外に何もなくても困らないのです。

ベッド以外の家具もなく、余計なものが目に入らないので落ち着いて休めて良い寝室だと私は思っていますが…。

一方で寝室と個人の部屋を兼ねて、といった使い方をお考えの場合は満足のいく空間にはならないかもしれません。

ベッド2台ともなるとそれぞれの趣味の物を置く余裕はありませんし、収納スペースの使い心地も悪くなっていますし、他に家具や家電をたくさん置ける訳でもありません。

寝室に他の役割を持たせたい場合にはベッドのサイズを見直すか、1台だけにするなどしないとスペースの面で不満が生まれそうです。

ベッド2台を置く場合、寝るための部屋と割り切ってしまって、他の機能を期待しなければ快適に休むことのできる部屋として問題なく過ごせるのではないかな?と思っています。

繰り返しになりますが物があまり置けなくて必然的に他の物が目に入らないので、睡眠に集中してゆっくりと休むことが可能です。

まとめ:寝室として機能すればOKなら、2台置いても問題なし

今回は6畳の部屋にシングルベッドを2台置くとどうなるのか?といった内容でお送りしました。

シングルベッド2台となるとキングサイズのベッドとほぼ同じ大きさとなります。

キングサイズと聞くと、そんな大きい物が6畳で収まる?と疑問に感じてしまいますが、意外と置く分には問題ありません。

ただ、ベッドが部屋に対して半分ほどの面積を占領してしまうので、部屋の使い方は限られてしまいます。

寝室として、寝るための部屋でそれ以外には使わない。という場合には問題なくご使用いただけますが、その部屋で他にもしたいことがある場合であったり、置きたい家具や家電などがあればとても手狭になってしまいます。

収納スペースも出し入れしにくいですし、窓への導線も制限してしまうので、多機能な部屋を目的とするならベッドのサイズや個数を検討し直した方が快適に過ごせます

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